【新宿眼科画廊】大石蘭展示会「少女漫画になれない」

『妄想娘、東大をめざす』、共著コミックエッセイ『女子校育ちはなおらない』や、LAURIER PRESS(ローリエプレス)のコラム執筆をされている、東京大学・大学院卒イラストレーター大石蘭さんの初展示会に伺いました。新宿眼科画廊という、本物の眼科と非常に紛らわしいネーミングですが、イベントスペースです。この場所をもともと知っていたので、大石蘭さんの展示会に使われるとは、本当にビックリ。

展示会タイトル「少女漫画になれない」は、「少女漫画のようにはいかない、じぶんだけの青春」という意味だそうです。少女から大人の女性に成長するはざまで揺れている女の子のイラストが本当に可愛い。

展示会されているイラストは、ピンスナップから、コラージュ作品まで、さまざま。女の子のカワイイ！が詰まっている作品。大石蘭さんに解説して頂いた、こちらのLALAちゃんの2Weekは、2枚の絵で女の子の一か月間の気持ちの変化を描いているそう。一か月の間の半分くらいはHAPPYで、半分くらいは気分が落ちている、思春期の女の子ってそんな感じじゃない？って。左のLALAちゃんがHAPPYなときで、右のLALAちゃんはなにやらお悩み中…。LALAちゃんのファッションが『ときめきトゥナイト』世代でそこもお洒落。よく見ると、イラスト上部のレースの色にも違いがありますね◎

沢山の女の子のイラストの中から一番気に入った一枚は…

【帰りたい場所は、遠くのどこか】というこちらの作品。

セーラー服が似合うけど、顔立ちが大人っぽくて、既に小生意気な雰囲気に惹かれます。茶色×水色の珍しい色のセーラー服。制服に籠バッグにカンカン帽という組み合わせ。マリンルックとして、サラリと着こなす彼女はとても魅力的でした。

こんかい唯一の物販はこちら！

妄想ピンナップの塗り絵。これはお洒落すぎて、塗るのに勇気が要りますね。塗り絵のお値段は800円とお手頃価格。左の写真に写り込んでいるのは今回の展示会のフライヤー。可愛かったので、一人で三枚もお持ち帰りしてしまった…。展示されている作品は全て販売されていました。あかいタヌキは、欲張りタヌキ。願わくば、ポストカード販売して頂き、複数種類GETしたいのです。

久しぶりにお会いした大石蘭さんは、相変わらずかわいらしい方でした。普段は育児と並行して執筆にイラスト制作。可愛い！に対する愛とエネルギーが本当に無いと中々できないことですね。

入場料有料でもいいので、早期次回開催に期待★☆★