【北青山ギャラリーDAZZLE】青野広夢個展 Blue

世の中は、運と縁とタイミング。少し前のブログにも書きましたが、本当にちょっとしたきっかけと、タイミングのよさで、4,5年ぶりに外苑前のギャラリーDAZZLEに足を運びました。パステル画作家の青野広夢さんの個展【Blue】へ。動物がやさしいパステルで描かれている、児童書の世界のような穏やかなイラストでした。展示されている、全作品が撮影OKだったので、印象的だった数点をパシャリ。

この三点のなかでは、雲を風船のように咥える羊さんが、とくにほのぼのとしてお気に入りです。

そして、タヌキとキツネのイラストも！あかいタヌキなだけあって、これが一番印象的でした。絵本の物語から、そっと切り取ってきたようなパステル画。山でこんな光景に出会えたら幸せだなぁ。

パステル画の写真を全て斜めから撮っている理由は、正面から撮ると額縁に自分の顔が反射で映りこむからですww

ギャラリー内では、新しい作品の絵をパステル画で制作されている途中でした。ペットのイラストを描くお仕事もされているそう。パステル画材セット、子供のころに買ってもらったけれど、全く使いこなせなかった、あかいタヌキ。こんなに優しい動物のイラストが次々生み出されるなんて…。

青野広夢さんのプロフィール。

このパステル画展へ行く1週間前まで、全く知らなかった。売れっ子イラストレーターのヨシタケシンスケさんの大学の後輩だそうです。

今回の個展を知るきっかけになるのは、物持ちのいい性格から。4,5年前にギャラリーDAZZLEで開催された、全く他の展示会に訪れた際に、たまたま青野広夢さんの個展のフライヤーを持って帰り、今日に至るまで、ずっと保管していました。写真展やイラスト展に行くと、毎度ポストカードを買っては、ファイリングしていて、そのフォルダに青野広夢さんに個展の案内もしまっていました。

最近、アート展で買ったポストカードを収納するときに、ふと過去のフライヤーを漁って、青野広夢さんをネットで検索したところ、個展【Blue】の開催を知りました。これ、本当に個展が始まる数日前に知ったのです。あまりのタイミングの良さ。捨てなくてよかった、過去の展示会にチラシ。(デザインがお洒落というだけの理由で、当時は持って帰ったの)

それにしても、以前に来たことがあるにも関わらず、ギャラリーDAZZLEは駅から近い立地でも迷います。

この看板以外にも、もう少し目立つ何かを置いてほしいものです。本当に民家の並びに突然あるので、毎度苦労します。外苑前駅が最寄ですが、北青山なので、表参道まで歩いてもすぐ着きます。

ポストカードをたくさん買ったので、また大事にしまっておきますわ。最近は、百貨店の経営が苦しいので催事やアートギャラリーでの展示会のチャンスが少ない。そう、青野広夢さんがおっしゃていました。

デパートよ、もっと頑張ってくれ★☆★