【蔵前に行ったら絶対食べたいフルーツサンド】マルセリーノ・モリ
お洒落な今どきカフェの横に隠れてそのお店はありました。マルセリーノ・モリは86歳のおじいちゃん店主が営むパン屋さん。昭和の商店街。お店のような風貌です。そして、名物はフルーツサンド。フルーツサンド食べ歩きをしている中で、最短滞在時間でしたが、こんなにも印象的なお店もなかなかありませんでした。
イートインスペースは最大10人くらいのキャパです。カフェや喫茶というよりも、一般家庭のキッチン横のダイニングテーブルという雰囲気です。まるで誰かのお家にお邪魔したかのような気持ちになります。
テイクアウトが主なため、フルーツサンドはプラケースに入っています。それを、わざわざお皿にのせてくれるのです。紅茶は沸かしたてでアツアツ。
マルセリーノ・モリのフルーツサンドはイチゴサンドのみ。この3切れが、とても贅沢な味わいでした。まず、苺そのものが甘い。そして、サンドイッチのパンとクリームが独特の甘さ。食べていると、イチゴ狩りでその場でコンデンスミルクを掛けて食べた時を思い出しました。
フルーツサンドのお値段は、都心のフルーツパーラーの半額以下!帰宅途中だったら、そのままもうひとパック買って帰ったところです。
偶然こんなに素敵なパン屋さんに出会えるなんて。食い意地も時には役に立つものですね。
“最近TVにも紹介されたんだよ”と、少し誇らしげに語っていた店主のおじいちゃん。86歳とは思えないほど背筋がシャンとしていました。
頑張れる限り続けてほしい★☆★
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