【吉祥寺PARCO】ぬまがさワタリの絶滅どうぶつ図鑑展
最近、残念な動物の生態や、絶滅理由を紹介する本が流行っているなぁと思っていたところ、まさかのこんな展示会に！
ぬまがさワタリの絶滅どうぶつ図鑑展
吉祥寺のパルコ地下一階のイベントスペースでにどーーーん。トリミングで切りましたが、まさかの写真OKだから、SNS投稿で拡散してくれの謳い文句まで。笑
「絶滅した生物」を紹介するイラスト図鑑「絶滅どうぶつ図鑑」の出版を記念して、開催された展示会だそうです。「絶滅した生物」がイラストと絶滅理由の解説とセットで展示されていました。どれも面白かったのです、特に印象的だったのは…
不思議の国のアリスのイラストで有名なドードー。おそらく展示されていた中での認知度はナンバーワンではないでしょうか。飛べないうえの、特徴的な武器もないドードーさんは、人間と人間が持ち込んだ動物にあっという間に絶滅させられたそうな。なお、ぬまがさワタリさんの解説の魅力は蛇足説明が面白い。ルイス・キャロルは軽い吃音だったので、ドードーに親近感が沸いたとか、どうでもいい知識をちょこちょこぶっこんで笑わせてくれます。
サーベルタイガーみたいなビジュアルですが、泥沼にはまって死ぬやつが多いというおバカっぷり。一度はまると抜け出せないタールだまりに獲物がはまっていると、飛びついてしまい、自分もそのまま抜け出せずにおぼれ死ぬという残念っぷり。タールだまりから発掘される化石全体の30％はスミロドンだったそう。なお、ライオンの化石は2％。賢さと注意力・学習能力はいつの時代でも求められるのですね…。
展示イラストとイラストの間の落書きもシュールで面白かったです。入場無料・写真撮影OKというころですが、あまり宣伝されていないのか、休日でもゆっくり鑑賞できました。
大規模展示会開催に期待★☆★
